こんにちは!
平塚市の「平塚アルク整骨院・整体院」です。
整体の施術は「強い力」と「弱い力」どちらが良いの?
と質問をいただくことがあります。
当整体院では、「適切な刺激でゆがみを整え、正しい使い方を体に覚えさせれば十分良くなりますよ」と伝えています。
本記事では、それぞれの施術方法と、どのような整体が適切なのかを解説します。
1.整体の方法は主に3つの種類がある
整体は刺激の力具合に応じて3つの種類に分けられます。
「ポキポキと音を鳴らす矯正法」「グイグイ押す強もみ指圧」「ソフトな手技」
それぞれの整体に施術方針や考え方があります。
それぞれの施術方針や考え方を踏まえて、施術を受ける方はどのように感じるのかを説明します。
1-1.ポキポキと音を鳴らす矯正法は実は危険!?
TVやSNSなどでポキポキと音を鳴らして体を矯正する様子を見たことがある方もいらっしゃると思います。
また、ついつい関節を鳴らしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
”ポキポキ”と鳴った音は骨が鳴っているわけではありません。音の正体は、気泡が弾ける音です。
関節はスムーズに動かせるように、オイルのような潤滑液を含んだ液体が関節包という袋で覆われた構造をしています。
この関節包内に圧力が加わってガスの気泡が発生し、それが弾けて軟骨にぶつかる時に音が生じます。
気泡が弾ける時の瞬間的な衝撃音がポキポキの音の正体です。
このポキポキと音を鳴らす行為を続けてしまうと、軟骨に対してダメージが蓄積します。
やがて、骨や関節の変形、関節の炎症、潤滑液が消失してしまい関節が動かせなくなる、などを引き起こす危険性があります。
そのため、一時的な快感を得ることができますが、あまりおすすめできない施術方法です。
関節をポキポキ鳴らすことに関するブログを書いています。
ポキポキ鳴る理由について、詳しく知りたい方はぜひ参考にされてください。
1-2.グイグイ押す強もみ指圧は筋肉にダメージを与えてしまう!?
グイグイ強く押したり、強い力でもみ指圧を行う整体もあります。
また、マッサージ院やエステサロンは、リラクゼーション目的のため、そのような施術方法を行います。
”効いている!”と気持ち良い感覚があるので、多くの方にご利用される人気のサービスです。
しかし、グイグイ強い力で押してしまうと、毛細血管と筋繊維へダメージを与えてしまう恐れがあります。
一時的に快感を得ることができますが、こちらもあまりおすすめはできません。
2.筋肉が凝った時に強く押すことは危険!?
筋肉が凝ったなと感じる時に、マッサージ院やエステサロンで強く指圧してもらう方も多いのではないでしょうか。
一時的に”気持ちが良い”と感じるかもしれませんが、筋肉内部で逆に硬くなり、凝りに繋がってしまっています。
そこで、筋肉を強く指圧することによってどのようなリスクがあるのかを説明します。
筋肉は、なぜ硬くなってしまったのか?
硬くなってしまった結果だけを解決しようとせず、硬くなってしまった原因は何かを一緒に考えていくことで凝りに悩む習慣から脱出できると言えます。
2-1.毛細血管が傷ついてしまう
打撲や捻挫で肌が青紫色になる“内出血”を経験されたことはありますか?
内出血は、毛細血管が傷つくことで、微小出血している状態になっています。
毛細血管は、手や足の甲に見える静脈と違い、毛先ほどの極細血管で全身に張り巡らされています。強く押してしまうと、毛細血管にダメージが加わってしまい、さらに圧迫で内出血を引き起こすこともあります。
また、内出血が起きた毛細血管は血液成分が漏れ過ぎてしまい、末端まで血の巡りが上手に届かなくなります。
その状態が続くと、毛細血管はボロボロになり、最終的には消失してしまいます。
血液の流れない毛細血管は「ゴースト血管」とも言われており、基礎代謝の低下や末端の冷え性などの原因にもなります。
2-2.筋線維や筋膜が傷ついてしまう
筋肉の凝りが強いと、より強く押してしまいがちです。
筋繊維や筋膜は、本来は弾力性があるものですが、凝って硬くなってしまうと、強く押すことで筋膜が傷ついてしまうことがあります。
これを「揉み返し」と呼びます。
また、傷ついた毛細血管・筋繊維・筋膜は時間の経過とともに修復しますが、再度負傷しないように硬く修復します。
体は切れたり、傷ついたりした筋繊維を繋げるためにカルシウムを接着剤代わりとして使用します。
ケガで擦りむいた際、カサブタができて傷跡が残るように、余分なカルシウムは筋肉の内部に溜まっていきます。
こうして、筋肉が硬くなり、凝りを作ってしまう恐れがあります。
2-3.筋小胞体にダメージが蓄積されてしまう
筋肉は伸び縮みするときに、カルシウムをスイッチにして運動します。
また、常に伸び縮みする筋肉の中にはカルシウムを貯める筋小胞体という袋があります。
この筋小胞体から放出し、カルシウムを備蓄させ、筋肉がスムーズに伸び縮みするようにします。
このように強く押すことで筋繊維が傷つくだけでなく、筋小胞体にダメージが入ります。
そして、余分なカルシウムが溜まり、筋肉に強い凝りを感じるようになります。
3.ソフトな手技の整体は信頼できる整体ならおすすめ
優しくて、刺激の少ないソフトな施術を提供する整体院もあります。
触っているか分からないほどの施術の場合もあります。
ソフトな施術は意味がないということではありません。
優しい手技の施術でも、正しいアプローチができていれば、
体を傷つけることなく、症状を和らげることは可能です。
ソフトな施術を受ける方は、スッキリとしないため施術を受けた感じがせず、
症状が本当に和らぐのか心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
”ソフトな施術でもなぜ効果が期待できるのか”
”どのような根拠がありソフトな施術をしているのか”
この理由はそれぞれの考え方や方針があります。
整体師の説明や解説に納得でき、信頼できる整体を選んでいきましょう。
4.多くの方に選ばれている平塚市「平塚アルク整骨院・整体院」の特長
平塚市「平塚アルク整骨院・整体院」が目指す整体は3つの特長があります。
それぞれの特長を活かし、ご利用いただく方にご満足いただけるよう努めております。
・安全性を追求した「レオロテクニーク」
・「関節の油出し」による機能回復
・元のバランスの悪い体に戻らないための指導
4-1.安全性を追求した「レオロテクニーク」
指圧のマッサージやエステサロンでは、筋肉を傷つけてしまうリスクがあります。
当整体院では、手のひらで優しく圧を加えていく「レオロテクニーク」という方法を取り入れております。
弱い力でも最大限の効果が期待でき、安全性を追求した整体となっております。
ソフトな施術となっており、骨や関節に対してアプローチをしていきます。
また、深く浸透していくような感覚があり、スッキリするとご好評いただいております。
さらに、当整体院ではローラーやリダクターといった金属性の施術道具を使用します。
筋繊維や筋膜の張りを和らげることができ、スッキリとした気分を感じていただけます。
指や肘の点圧ではなく、ローラーの面圧によって筋繊維をほぐしていくため、安全性の高い
施術をご提供いたします。
4-2.「関節の油出し」による機能回復
関節の中には潤滑液のような働きをする油が入っています。
当整体院では、「関節の油出し」を行い、関節をスムーズに動かせるようにします。
また、関節内の油は、加齢や歩行不足、さらにはポキポキと音を鳴らす行為によって、劣化し、「油切れ」を起こします。
油が少なくなってしまうと、関節が動かしにくくなります。
さらに、油切れの状態が長く続いてしまうと、沈殿物や摩擦が増えて、関節内部が錆びついてしまいます。
錆を取って、関節の本来持っている機能を回復させていくことが、当整体院で行う関節にアプローチした整体の目的です。
4-3.元のバランスの悪い体に戻らないための指導
平塚アルク整骨院・整体院では、普段の生活習慣や過去のスポーツ経験などをしっかり確認します。
そして、そこからどのような癖があり、どのように見直しをする必要があるかを提案いたします。
当整体院が取り入れている「レオロテクニーク」は、ソフトな施術で症状を和らげる効果が期待できますが、生活習慣に変化がなければ元のバランスの悪い体に戻ってしまいます。
そのため、姿勢や歩行の指導、さらに運動や食事の指導など無理のない範囲で見直していただくお手伝いに力を入れています。
最後までお読みいただき、有り難うございました。
平塚市 平塚アルク整骨院・整体院
コラム執筆・監修者
合同会社Linkage
代表 小野 俊介
厚生労働大臣認定 柔道整復師
厚生労働大臣認定 鍼灸師
厚生労働大臣認定 按摩マッサージ指圧師
経歴:
平塚市内整骨院勤務 4年
川崎市内整形外科勤務 2年
町田市内整骨院勤務 5年
2014年9月に足柄上郡大井町におの整骨院を開院
柔道整復師・鍼灸師・按摩マッサージ指圧師、その他。
2014年平塚に平塚アルク整骨院・整体院を開業。
2021年小田原市鴨宮に、おの整骨院かものみや分院を開設。
整体だけでなく、巻き爪、栄養体質改善指導を実施しています。